12区の定食屋

オペラそばの銀行でカード(クレジット+デビット+キャッシュ兼用)を作った後、バスでバスチーユを過ぎ、リヨン駅の先の12区に初めて行った。お目当てはサン・タントワーヌ病院近くの大衆食堂。

12時オープンの5分前に着く。

なにしろ日本では11時半に早弁・昼飯だった者としては、1時過ぎのランチが普通のパリで遅れをとる訳がない。開場一番で席に着く。時間があるので、辞書片手にメニュを詳細に検討。



その結果:

 とらの前菜 
ニシンのマリネ 
ポテト添え →                              



いのの前菜 白キャベツを生レーズンとバルサミコ酢であえたさっぱりサラダ  ↓





とらの主菜  牛肉のグラシュとマッシュトコーン  
             ↓


主菜は3種類から選ぶ。グラシュ以外はウサギとヤギ!! 
いわゆる普通の肉以外は苦手な(いのに言わせれば味の守備範囲の狭い)とらはいのに選択をお任せ。
選んだものは Croustillant de chevre frais。  
持参した辞書の直訳によれば {パリパリ山羊フレッシュ}
いの:「メインなんだからヤギの肉だろう」
とら:「ヤギの肉がトンカツみたいになってるのかしら」
いの:「いや、むしろカラ揚げ風か」
とら:「ヤギの唐揚げ? 聞いたことない。ヤギのチーズを加工したものかも」
いの:「んなバカな、主菜だよ〜 肉に決まってる!」

と会話していたら出てきたのがこれ   ↓                

ヤギのチーズの天ぷらというか春巻きみたいなもの。
付け合せのサラダもヤギのチーズも酸っぱいので
ムチャさっぱりの一品でした。

これに各々 生ビール+赤 and 白グラスワイン+エスプレッソ を飲んで、
合計53.6ユーロ。
安いし、腹にもたれないし、非常に食後感の良いランチでした。
また来よう。(いの)

店名  L'Ebauchoir
43/45 Rue de Citeaux, 75012 Paris