2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ねずみ山公園の短い夏

7月下旬、やっと暑くなってきたがそれでも最高気温は29度までだった。 公園の緑は力強く、光も強い。散歩も帽子とサングラスは必須アイテムだ。 お化け樹は丈を伸ばし、公園のレストランはテラス席を設えた。 夏の花木が盛りだ。 むくげ ねむのきは満開 …

テラスでアペリティフ

5階(日本式だと6階)の我が家にはテラスがついている。夏になったら、外でご飯を 食べようねと言っていたが、昼は日光がきつすぎ、夕方は肌寒く、なかなかチャンスがなかった。8月も中旬を過ぎ、やっとテラスで過ごせるような気候になってきた。 お盆に…

バガテルのバラ園

ジヴェルニー、マルメゾンと廻ってもまだ5時。まだまだ日の入りまで時間がある。 そこでこれも車で行くのが便利なブーローニュの森に行くことにした。ただ単にボア(森)とよばれる、この森は確かに広い。縦横に広い車道があり車がばんばん走って いる。自…

マルメゾン城

モネ終焉の地ジヴェルニーからパリへ帰る途中、ナポレオンの皇后ジョゼフィーヌ終焉の地マルメゾンに向かった。 マルメゾンはパリの西14キロ、パリの近郊だが公共交通を利用すると地下鉄とバスの乗り継ぎで時間がかかる。この機会にレンタカーで行くには最…

モネの庭園:ジヴェルニー

上野の国立西洋美術館は中学生の時よく通った。そのころ一番好きだったのはモネで、並木道という地味な絵がお気に入りだったが、睡蓮にも魅かれた。 初めてパリに行ったのは今から40年近く前のことだが、オランジェリー美術館の睡蓮の間はルーブルより優先…

コルシカ料理

オペラ界隈の日本食料品店に買い出しに来た帰りに、パレ・ロワイヤルのコルシカ料理に行った。 パリでは魚料理の美味しい店はあまりないが、ここはイタリアの影響もあって海の幸がおいしいという評判であった。 コース料理はたのまず、アラカルトで前菜をふ…

サント・シャペル

サント・シャペル礼拝堂はシテ島の裁判所の敷地内にある。 いつも長蛇の列で、ここにサント・シャペルがあると知らない頃は裁判の傍聴の人の 列だと思い込んでいた。 ミュージアム・パスを買って美術館巡りをしていた時、ここに来た。ミュージアム・パスの利…

ブールデル美術館

この「弓を引くヘラクレス」はロダンの作だとずっと思い込んでいた。 この前オルセー美術館でこの作品を見ていると、後ろから来た人が「あっロダンだ」と 言っていたのでまんざら私だけの誤解でもないらしい。ブールデルは若いころ、10年 ほどロダンのアシ…

カフェの朝食

ダンフェル・ロシュロー広場に面し、ダゲール街にも近いカフェ・ランデヴはこの界隈の カフェの中で一番のお気に入りだ。と言っても、足しげく通っている訳でもない。 お気に入りというのは言い過ぎかもしれない。思い入れというべきか。昨年の冬、12月2…

ショーモン公園

静かな公園の昼下がり。ひしと抱き合う二人は周囲の眼などまさに眼中にない。 どう見ても不倫のカップルだ。男は髪が薄くなり始めた中年の背広姿。女はまだ若い。さすがは愛の都、パリだ。 ベルヴィルから北にやや急な坂を登り、角を左に曲がってしばらく行…

ヴァカンスのパリ

7月の終わり、近所の八百屋の夏休み宣言からパリのヴァカンスが本格的に 始まった。マルシェに行けないときはモノプリなどのスーパーよりもこの八百屋で ちょこちょこトマトとかオレンジとか買っていた私にとっては大打撃である。 再開は9月5日。 八百屋…

ロンドン・女子マラソン

ロンドン最終日。14:55発のユーロスターに間に合うよう13時半にタクシーを呼んで ほしいとホテルのフロントに頼む。もちろん二つ返事でおまかせください的な言葉が 返ってくると思っていたが意外にも返事は「ノー」。今日はオリンピック女子マラソンが…

テムズ河を歩く

都合2回の忙しかったカーディフ行ったり来たりが終わった翌日、ゆっくり過ごそうと テムズ河散歩に出かけた。 ホテルはセントポール大聖堂とテムズ河に挟まれた所で、河畔まではほんの5分だ。 テムズはセーヌ同様都心部を東西に流れている。セーヌだと北側…

ロンドンの中華街

ロンドンはいのが駐在していたこともあるし、私も現役時代は出張でよく行ったが、いつも中華料理屋に行っていた。イギリス料理に見るべきものはないし、イタリアンはひどいし、フレンチは高いだけだし、となるとロンドンでは中華とインドに限るというのが我…

ロンドン・セントポール界隈

ロンドン3泊の宿はセントポール大聖堂から徒歩3分のところだ。この大聖堂のドームはバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次ぐ大きさだそうだ。 セントポールは立教大学の応援歌で知られている?が、ここにはトラファルガー海戦のネルソン提督やワーテルロー会…

ウェールズのマナーハウス

なでしこ南ア戦の翌日、英国通の従弟から紹介されたウェールズの田舎、カーディフ から約80kmほど北のマナーハウス(昔の領主= Manor の館)へ一泊で出かけた。 途中のブレコン・ビーコンズ国立公園の山岳地帯の風景は日本にはない景色で一見に値する(=…

カーディフの町

ウェールズの首都カーディフ、ウェールズ最大の都市、というとなんか立派だが、 初めて来て言うのはなんだが、オリンピックでもなければ絶対来る機会はなかった ような地方の町だ。 我々が居た述べ4日間は、夏だというのに晴れ間は短く、曇天から小雨ばかり…

もうひとつの中華街 その2

また老舗の中華街へ行った。 前回ジャコ探しに失敗したので 再捜索することと、新たな中華を 発見したかったからだ。 ありました!文句のつけようもない、これぞ中華料理のプレジデントという 立派な店構え。 階段ロビーは香港の夜総会を彷彿とさせる。天井…

イギリス チケット事情

ロンドンのホテルにチェックインした後、まず翌日のカーディフ行の切符を取りに出発駅パディントンまで行くことにした。 というのは列車のキップはネットで予約したので、当日乗車直前に万一トラブってはマズイと思ったからだ。 ロンドンの地下鉄は以前と比…

イギリスへ

ロンドンオリンピック、この機会にイギリスを再訪したいと思い立ったのが、5月。 観戦するならやはり女子サッカーとねらいを定めて、チケット手配を始めた。公式サイトに登録したが、どのチケットも売り切れとこのと。ロンドン在住のイギリス人の知人にも聞…

オランジュリー

オランジュリー美術館はモネの大作「睡蓮」を入れるために建てたと聞き、流石フランスと感心した記憶がある。 前回2010年にここへ来た時「睡蓮」の大部屋でのカメラ撮影はOKだったのに今回は全面禁止。なにか観客のマナーに問題でもあったのだろうか。…

プラタナスの秋

季節は8月初旬。でも、この写真、どう見ても落ち葉の秋の風景でしょ? 実は家の前の街路樹、プラタナスの紅葉がもう始まっているのです。 落ち葉に混じって樹の皮があるのが分かるでしょうか? プラタナスの樹皮の脱皮の時期でもあるようです。 これは我が…

ヴェルサイユの野外コンサート

時間がたつのは早い。革命記念日前日ヴェルサイユ宮殿テラスでの野外コンサートが大雨のため中止になってから1か月以内には払い戻し手続きをしなければと思って いたが、やっと昨日書留でチケットを送り返した。 予約した3月から楽しみにしていたのに、本…

パリで一番高いレストラン

標高でパリ随一を誇るこのレストランは7時からが夕食、その前はお茶の時間と ハッキリ区別されており、お茶の人は7時前に追い出されるようだ。 [:] まだ明るい内は外の景色が楽しめるようにと、窓際の席は空けられており、 我々は一列奥のやや高い席に案内…

モンパルナスタワーからの夕陽

モンパルナスタワーのてっぺん56階、レストランの開店 7時ピッタリに行った。この店の売りはもちろん眺望だ。 晴天だったので、パリ天空からの夕焼けに期待が膨らむ。エッフェル塔を見下ろす風景はここだけだ。 アンヴァリッドの屋根の金色が燦然と輝いて…

プロヴァンス地方のドライブ

今回もレール&レンタの割引を利用し、ТGVアヴィニヨン駅でレンタカーした。 ここは前回レンタカーを乗り捨てた所なので様子は分かっている。14時の予約だが 余裕を持って13時半に行った。 すると係員が「まだ予定時間より早いので予約車は戻ってませ…

なでしこベストエイト戦

7月31日南ア戦を見て、急遽次の準々決勝の応援を決めた。 8月1日スタジアムで切符を買い、 2日いったんロンドンに戻り、 3日またカーディフに来たので 述べ4日間 カーディフに いたことになる。 いよいよ騎馬警官の先導で 選手がバスで会場へ入って…

熱気球からのリュブロン地方

プロヴァンス最終日、バルーンで空からリュブロン地方を鳥瞰する観光プランをホテル から予約してもらった。 熱気球には前にケニア旅行で乗ったことがある。その時は地上からは近づけない サヴァンナの動物たちの生態が上からよく見えて大変おもしろかたので…

なでしこジャパン

7月31日英国はカーディフへ、なでしこジャパンの応援に行った。 対戦相手は南アフリカ。日本は既に決勝トーナメント出場を決めており、応援する側と してはお祭り気分。バンバン点を取るなでしこを期待し、澤や鮫島の走り廻るナマ姿が観れればいいや、と…