2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ルーブル絵画ベストテン

「モナリザ」とか「民衆を導く自由の女神」のような超有名絵画を除いてそれぞれベストファイヴを選んだ。併せてベストテン。 ガイドブックに載っている必見の絵以外にも素晴らしい絵はたくさんある。 我々の選んだ絵にも注目してもらえればうれしい。とらの…

いのとら対談

とら:「いのとら日記」よく続いたね いの:今年の1月1日から始めて日記をつけた日が334日、これは記録だ。 とら:2月に会社の後輩Y氏からブログの更新頻度をあげたほうがいいとの アドバイスがあってから、毎日更新しようということになったんだよね。 …

クスクス

出張で来ていた頃、パリの食事で好きなもののひとつにクスクスがあった。 今回の滞在中に是非専門店で食べたいと思っていたが、意外とチャンスがなく、帰国ぎりぎりになってモンパルナスにおいしいクスクス専門店があるという情報を得て、 モンパルナス墓地…

ポリーニとベルリンフィル

帰国も迫った12月半ばに雪のベルリンへ行ったのはポリーニとベルリンフィルの共演でモーツアルトのピアノ協奏曲21番を聞くためだった。これもネットで発売日に予約したのだが、なかなかつながらなく、やっと取れた予約の確認メールは「おめでとう、席が…

今年最後のオペラ観劇

パリではオペラを見ようとオペラ座の会員になり、せっせと通った結果、滞在中パリで 7回、南仏の音楽祭で2回、その後ウィーンで3回と計12回もオペラを観てきた。 今年最後のパリ・オペラ座の演目は「カルメン」だがさすが人気オペラ、なかなか予約がと…

軽食イタリアン

パリのイタリアンは不味い店が多い。 スパゲティはどんなにアルデンテと頼んでも柔らかい麺が出てくることばかり。 本当はスパゲティが好きなのにペンネやリガトニばかりを注文するようになる。 この店はイタリアンお惣菜屋だが、奥のテーブルで食べさせてく…

ペルガモン博物館

市内を流れるシュプレー川と運河に囲まれているので博物館島と呼ばれる島というか中州がある。東京で言えば月島か霊岸島みたいなもので、狭い水路を橋で渡るだけ なので島という意識は皆無である。この中州に5つの大きな博物館や美術館が密集しているので博…

ベルリンの壁

ベルリンを東西に分断した壁は右と左にスッパリ割り切ったものではなかった。 市の中心部をあらわすこの写真のブルーは東西に流れるシュプレー河。赤のラインが壁でかなりジグザクとしている。総延長155kmものこうした壁で西側のベルリンをすっぽり囲い…

パリのクリスマス市

モンパルナス駅前広場のクリスマス市はしょぼい、というより話にならない。 生活臭あふれるグッズ、まるで蚤の市だ。 パリのクリスマス市はこれ ↓ に尽きる。 派手な夜店がコンコルド広場からシャンゼリゼ通りまでの歩道いっぱいに延々と続く。 コンコルド広…

ベルリンのクリスマス市

ドイツではクリスマス市が盛大に行われ、ニュールンベルグやドレスデンなどは規模が大きく歴史も古く、この時期世界中から観光客が押し寄せる。クリスマス市トップテンというランキングにベルリンは入っていない。その理由は規模が小さいからだそうだ。 確か…

冬のベルリン

冬のベルリンへ。ドイツの大地は先の寒波での雪に覆われている。 ベルリン・テーゲル空港は小雪混じりの天気。 気温マイナス5度。ここで事件が! パリで預けたバッグが出てこない 結局38時間後にホテルに届けられたが、バッグの中にはこの日飲もうと持参…

ねずみ山公園 12月

家の前の通りにクリスマスツリーが飾られた。プラタナス並木は丸坊主だ。 12月になって天気の巡りは早くなった。 晴れたり、曇ったり、雨が降ったりが一日の中で何度か繰り返す。 公園のトイレ。左側しか使えずこの一年ずっと男女共用だったが、やっと改修…

ラクレット料理

ラクレット料理とはスイスとスイス国境に近いフランスのサヴォア地方の伝統料理。 ラクレットチーズを温め、溶けたところをハム、ジャガイモなどにからめて食べる。友人の日本舞踏家が自宅でのパーティでご馳走してくれて初めて知ったが、大変気に入ってラク…

冬のモンパルナス墓地

帰国をまじかに控えヴァヴァンで寂しくなった髪を整えてもらった後、 寂しい冬のモンパルナス墓地に立ち寄った。 ←途中にある名も知れぬ石像 サルトルとボーヴォワールの墓にはキスマークが一杯。 以前来た時はメトロの切符が線香代わりだったのに....、季節…

新たなイチ押し中華店

旨くて、安くて、誰の口にも合う中華料理店に出会った。 それはイタリー広場から中華街とは反対の北に向かう大通りをしばらく行く。 歩くのが嫌なら地下鉄カンポ・フォーミオ Campo-formio 駅からすぐだ。山東と名乗る小さな店だ。 我々が入った時、中国人観…

マレを歩く その2

フィリップ・オーギュストの城壁のある運動場からサン・ポール・サン・ルイ教会の裏側が見える。裏手からの風景はロンドンのセント・ポールとやや似ており親近感があるが、表に廻って見る正面ファサードは3層階、ドームの高さは55mと威圧的で好み ではな…

マレを歩く

我々はパリの南端に住んでおり、セーヌ左岸はそれなりに様子がわかってきたが、 右岸はルーブルから西の観光スポット位しか大して知らないことに思い至った。 パリ発祥はシテ島だが、それに次いで古いのはルーブルの東、バスチーユ広場までのマレ地区だ。そ…

住宅地の人気店

家から歩いて15分、大きな道路に面してなく、あっと思うような場所に 「紙に書いて注文する」レストランがある。 フランス語の読み書きは大丈夫というN氏にぴったりの店、と一緒にでかけた。 まず食前酒にキール 定食メニュからそれぞれ選んで、紙に料理…

オペラ・ガルニエ

オペラ・バスティーユができる前、パリオペラ座はひとつ、ここガルニエ宮のことだった。 パリに来るたびに時間があれば見に行っていた。当時の新作オペラでアルビジョア 十字軍をあつかったモンセギュールの悲劇を見たのもここだったし、ヌレエフの白鳥の湖…

ランチのおいしいカフェ

マルモッタン美術館のあと、地下鉄デュプレックス駅近くのカフェでとらと落ち合い ランチ。 ニンニクの効いたマテ貝のソテー。 鱈の入ったオムレツ。 カモのグリル 今が旬、脂身が厚い。 ミイのデザートはシャルロット。 前菜は取らず一品のみだったが、それ…

マルモッタン美術館

従妹のミイが再訪、前回行けなかったマルモッタン美術館が一番行きたい所、という ので彼女のパリ到着二日目の朝一番、10時オープンに合わせて出かけた。この美術館は撮影禁止とあって、いのも今までここを訪れたことはなかった。 パリのはずれで不便、と…

秋の産直ワイン見本市とナチュラルワイン

春にシャベレ見本市会場であった産直ワイン見本市、秋はポルト・ヴェルサイユ展示場で開催予定、と日時を手帳にしっかり書き込んで楽しみにしていた。 春の時はひとり6ユーロの入場券を結局3日分買ったが、今回は前回購入したワイナリーから招待券が送られ…

サン・ジェルマン界隈の教会

まず7区セーヴル・バビロンのボン・マルシェ・デパートからほど近い、1830年に聖母マリアが出現したというカトリックの聖地、奇跡のメダイユ(メダル)教会へ。 礼拝堂入口、左右の楕円がメダルの裏表を表わしている。 聖母マリアを祀る教会が完成した…

ホイリゲ

ウィーンは約700ヘクタールのブドウ栽培面積を持つ、世界唯一の大都市圏のワイン生産地。そしてホイリゲとはワインの新酒を飲ませてくれるブドウ農家直営の居酒屋のことだ。 調べてみるとウィーンの森一帯にたくさん点在している。その中で比較的交通の便…

ウィーンでオペラ2連戦

今回のオペラは前回の「シチリアの晩鐘」と較べてポピュラーな演目、1日目がパリでも見た「トスカ」、2日目が「椿姫」である。開始時間7時は9月にはまだ明るかったが、今は真っ暗。 オペラ座の階段を上がる人たちも冬支度。 入口のクロークでコートを預…

クリスマス市の初日

向こうにウィーン市庁舎の尖塔とクリスマス市のきらびやかな光が見えて来た。 市庁舎前広場での今年のクリスマス市オープン初日に出くわした。 この店はまだ飾りつけが終わっていないようだ。 ウィーン子が大勢繰り出している雑踏に入り込む。 寒いのでグリ…

ウィーンでシーフード

ホテルから歩いて5分ほどのところにウィーンの青空市ナッシュ・マルクトがある。 常設市場なので、野菜・肉・チーズ・魚などを売る店だけではなくテイクアウトやカフェ、レストランもあり、コンパクトになったダゲール街のような印象だ。街の有名カフェでな…

ウィーンの銅像めぐり

ウィーン市内には大きな公園が二つあり、どちらもホテルから近く徒歩10分位だ。まず市立公園に向かった。黄葉は終盤だった。 小さな池の畔で水鳥にパンくずを 与える家族。 「ワルツ王」ヨハン・シュトラウス二世像(1825−1899年)。 ウィンナ・ワ…

ウィーン・音楽会

9月の時はウィーン楽友会館でポリーニのピアノ演奏を聞いたが、舞台がほとんど見えない席だった。 舞台全体が見える席で楽友会館を本拠地にしているウィーン・フィルハーモニーの演奏を聴きたい、と前回ウィーン滞在中に11月公演の予約に挑戦した。ウィー…