2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ルーアン

一日ぐらいはパリから離れて小旅行をしたいと思った。 北か南か……前回のパリ滞在時、ノルマンディーとブルターニュ、大西洋の方には行かなかった。 ブルターニュは一泊旅行には遠いが、ノルマンディーは手ごろな距離だ。 ノルマンディーの中心地ルーアンには…

リュクサンプール公園

アパートからリュクサンプール公園は意外と近かった。 ダンフェル広場に出てからポルト・ロワイヤルへ向かうのは大周りになる。 広場からの放射状の道路をつなぐ小道を斜めショートカット。15分程だった。 公園の南端「マルコ・ポーロの庭」の入り口に立つ…

オペラ・ガルニエ

同時期にパリ滞在を予定していた京都在住の友人アイさんとパリに行くなら一回はオペラ座(ガルニエの方)に行こうと日本にいる時から決めていた。 オペラは今ではバスティーユでやることが多いので、ガルニエの演目は主にバレーである。 オペラ座ホームペー…

モンマルトル墓地

パリほど墓地が観光地化している都市はないと思う。 3大墓地と呼ばれる19世紀初頭にできたペール・ラシューズ、モンパルナス、 モンマルトルに多くの有名人の墓がまとまってあるからかもしれない。モンマルトル墓地は3年前のパリ滞在で行き残したところ…

パリのアパート

短期滞在アパート入居時の最大のポイントはチェックインの段取りだ。 ホテルと違って借りる部屋は個人所有で、そのオーナーといつ、どこで、何時に 待ち合わせるか、を事前にメールで決めておく必要がある。 ホテルのようなフロントがあるわけではない。待ち…

モンパルナス墓地

秋もたけなわ、木の多い墓地の紅葉は最盛期を迎えている。 アパート真向かいのモンパルナス墓地を再訪した。 この墓地の特徴はバックにモンパルナスタワーが見えること。 モンパルナス墓地に眠る著名人といえば まず、 サルトルとヴォーボワール 墓は最近磨…

ビストロ・ペンギン

久しぶりにダゲール街で昼飯を、と繰り出す。 そういえばモンパルナスに近い、日替わりメニュ2品で15ユーロぐらいの気に入っていた店があった。 そうそう、この店ペンギン、昔変わらぬ懐かしい店のたたずまい。 迷わず入ったが、すぐに違和感を感じた。 …

ショパコンの興奮さめやらず、一方やはり食事はパリ

パリに戻った翌朝、さっそくカフェ・ランデブーで朝食、ワルシャワのスタバよりは断然いい。卵3つの目玉焼きを食べたので、昼は抜いて夜13区の中華インペリアル ショワジーへ。スープ、スズキの葱ショウガ蒸し、豆腐と野菜の炒めものをとる。以前と変わら…

ポーランド後記

ワルシャワ滞在中の書き残したことをいくつか記しポーランド編の最終 としたい。ー ショパン命日のミサ10月17日(土) 雨 − この日のショパコンはお休みで、ショパンの心臓が安置されている 聖十字架教会で追悼ミサがあった。 整理券が出ているとか、2…

ワルシャワ観光

ワルシャワ滞在中はほとんどが曇りか雨で、日照時間は滞在中累計で5〜6時間 程度だったろうか。 ショパコン午前の部終了はだいたい14時半近くになる。 朝からも雨が上がり、このチャンスに、と急いで戻り革靴を運動靴に履き替え旧市街へと向かう。 中央…

ワルシャワお食事事情

食べ物の話しかないと一部読者に不評な「いのとら日記」だが、今回ワルシャワ編 ではほとんど取り上げなかった。 というのは、ワルシャワは食べ物がまずいのだ。 5年前のポーランド行でそれを痛感してのキッチン付きアパートとなったのだが、良い食材が手に…

ショパンコンクール会場風景

地下鉄中央駅前広場。 (クリックすれば大きく見ることができます) 皆さん足早でわき目もふらず突進して行く。 東京駅の雑踏と較べてもそのスピードは早い。 ここから会場のワルシャワ・フィルハーモニック・ホールまで徒歩5分。 ショパンとおぼしき像と国…

ショパンコンクール その3

決勝の日は雨だった。 こちらの人は雨でも傘をささない人もいるが、けっこうな降りである。 雨が大嫌いな、いのは行かないというので、ひとりでショパコン会場に向かう。 灯りがともり始めていた。 ← ショパコンの公式ロゴ 開演前1時間半というのにもう20…

ショパンコンクールその2

今回の応募者445名から優勝者決定までの流れは以下の通りである。 1)書類・DVDによる審査 選抜された152名が本年3月に発表され 2)予備予選 4月13日から順次召集され実技テストがあり81名が 25日に選ばれた。 こうしていよいよサドンデ…

ワルシャワのアパート

ショパンコンクールへ行こうと決めた時、最初に確保したのはアパートメンントホテルだった。 夕方の部の演奏が終わるのは8時半近くで、その後食事に行くと9時頃になる。 ワルシャワのレストランは閉店が早く、もう台所の火を落としているところも多い。 ポ…

ショパンコンクール その1

2015年、年初からショパン・コンクール(以下ショパコン)行きの予定を立て始めた。 とらにとってオリンピックより重大なイベントなショパコンは5年に一度開催される。前回2010年に初めて行き、若きピアニスト達の(完成されたプロにはない)真剣さ…

ワルシャワへ

さていよいよ今回の欧州旅行のメイン、ワルシャワ行きは日曜の昼便であった。 電車は空いており、10時半にはシャルル・ド・ゴール空港ターミナル2−Fに着く。 ここだけでナリタ並の規模だからターミナル1との総体では10倍くらいだろうか。 コンコース…

土曜日のご飯

ブローニュの森・バガテル公園からのバスは北駅行きだった。 パリの西のはずれから北東方面を東へ町を横切る路線で、どこで降りるかは 決めずに、しばらく街並みを見物して行くことを決めた。 安上がりな市内観光バスの旅だ。20分ほど乗った頃だろうか、教…

バガテル公園 秋のバラ

日曜から8泊ほどパリから離れる。 その前日、秋のバラを観賞しようとブーローニュの森にあるバガテル公園へ行った。 パリに戻ってくるのは10月20日過ぎ。そのころにはバラはもう終わっているし、 天気も悪くなっているのでは、と快晴の朝、9時半の開園…

懐かしの店

実は今回のパリ行にはこれといった目的がない。 真の目的は別にあり、ついでだからどうせなら懐かしのパリに行くか、 というノリで来てしまった。 センチメンタル・ジャーニーである。 という訳で、まずはダゲール街の懐かしの店ブーケでお昼。 3年前、初め…

懐かしのネズミ山公園

二日目の朝、やっと陽が昇った8時過ぎにホテルを出る。 駅前広場のアカシヤはもう黄葉し始めていた。 昔一年間歩き慣れていたルネ・コティ通りを公園に向かう。 モン(山)スリ(ネズミ)公園は一周約1.5km程度。 多くの樹木に囲まれた英国式公園で 初…

パリ到着初日

当初はシャルル・ド・ゴール空港から電車でパリ市内へ向かう積りだったが、なにせ早朝4時。荷物は22kg超の大トランク2個、エアウィーブと機内持ち込み小トランク 2個。いつ来るか分からない始発電車を大荷物をかかえて待つ気がせず、奮発してタクシー…

突然の再開

前回パリから帰国してから2年10ヵ月が過ぎ、月日の経つのは早いもので、いのも とらも前期高齢者となってしまった。 そして今年2015年の秋10月、再びパリへ向かうことになりブログの再開となった。 羽田に夜9時着。ラウンジでキツネうどんを食する。 新し…