ワルシャワお食事事情

食べ物の話しかないと一部読者に不評な「いのとら日記」だが、今回ワルシャワ
ではほとんど取り上げなかった。
というのは、ワルシャワは食べ物がまずいのだ。
5年前のポーランド行でそれを痛感してのキッチン付きアパートとなったのだが、良い食材が手に入らない。
ハム、ソーセージ、チーズは種類は豊富だがパリの品質とは比べようがない。
野菜もバラエティがなく、サラダの葉っぱは固い。
市場や東洋系食品店に買い出しにいく暇がなかったこともあるが、大手スーパー・
カルフールや近所の食料品店では料理しようと思うような食材は見当たらなかった。ステーキ用の肉さえ見当たらず、魚介類はタラ系と思われる魚の冷凍ぐらいだ。

しかしアパートの近くに遅くまでやっている食料品店が5〜6軒はあり,水と,これだけは豊富な種類を誇るビールを買う分には不自由はない。
そしてとても安い! 

最初に行ったのはアパートの大家推薦のポーランド料理店

まずはスープ2種類 見た目よりは薄味

いのは鹿肉のグーラッシュ

メニューに「狩猟したシカ」と
あった。そうではない鹿とは?
と尋ねたが会話不成立


ペリメニのホワイトソース掛けとハムの方が多いサラダ
このホワイトソースが全てを台無しに

自炊はこんな感じ
一袋5個入り100円ぐらいのアンティーブと挽肉のスープ

テイクアウト中心の日は
イワシの酢漬けとサラダの盛り合せ

鶏モモ焼きとニョッキ

その日の夜の鶏手羽の水炊き風は不評
でも翌日このスープを使った雑炊は合格

日本から持ってきた本格的レトルト・インドカレー3種類
平皿しかないのでコーヒーカップで代用

電子レンジであたためたパックご飯、
最初は持参のジャコをかけて

こちらではワインよりビール

まあまあだった外食は両方ともチェーン店
SPHINX ステーキチェーン店 日本でいえばガストか

しかし安い。

Tボーンステーキ500gと
ビール、ワインで約4000円


Batida カフェとレストランの中間のような店 日本でいえば資生堂パーラー

日曜日のブランチは

ビールとワインを飲んでもやはり同じ4000円ぐらい



韓国と中華には夕食一回づつ行ったが標準はクリアしていた。
それぞれ飲み物を入れて7〜9千円と、ワルシャワとしては高いが日本と較べれば
そこそこのお値段。

しかし一番気に入り滞在中3回も行ったのはここ!
コンサート前の朝食に愛用

日本のスタバは好きでなくドトールを愛好しているが、なぜかワルシャワのスタバのアメリカンコーヒーはおいしい。
それにサンドイッチもグッド。温めてくれる

しかし、値段は安いとはいえない。
アメリカンとカプチーノ、サンドイッチ2つで1500円ぐらい。



ところで、昨日ショパコンの結果がでた。
最終日20日の夜10時過ぎに発表という予定だったが、実際には伸びにのびて
翌21日の午前0時45分。
優勝は、とらいち押しのチョ・ソンジン、彼はポロネーズ賞も受賞した。
2位のアムランがソナタ賞、3位のケイト・リュウマズルカ賞をそれぞれ受賞。
コンチェルト賞は該当者なし。
前回2010年第16回優勝者 ユリアンナ・アヴデーエワ(ロシア)と、2位タイの
ルーカス・ゲニューシャス(リトアニア)をあまり評価しなかったとらとしては
今回は納得の結果であり満足!(とら)