バガテル公園 秋のバラ
日曜から8泊ほどパリから離れる。
その前日、秋のバラを観賞しようとブーローニュの森にあるバガテル公園へ行った。
パリに戻ってくるのは10月20日過ぎ。そのころにはバラはもう終わっているし、
天気も悪くなっているのでは、と快晴の朝、9時半の開園を目指してメトロとバスを
乗り継いで向かった。
前回来たときはレンタカーだったので、すぐ公園に入れたというイメージだったが、
バス停から入り口まではけっこう歩く。
門の前には観光バスもいなければ入場券を買う人の列もない。
休園かと思うほどの人の少なさである。
庭園内に入るとガチョウたちが出迎えてくれた。
森の中の朝の光が美しい。
庭園の木々は色づき始めている。もう散ってしまったのかと急いでバラ園に向かう。
秋のバラは春・夏のバラと比べて勢いはないが、一輪一輪は凛として、
形が整っているように思える。
週末なのに閑散とした広い庭を独り占め。