ヴァカンスのパリ

7月の終わり、近所の八百屋の夏休み宣言からパリのヴァカンスが本格的に
始まった。マルシェに行けないときはモノプリなどのスーパーよりもこの八百屋で
ちょこちょこトマトとかオレンジとか買っていた私にとっては大打撃である。


再開は9月5日。
八百屋が1か月以上休むのかよ〜、
夏野菜はどうしてくれるといったところである。


そのうち周りのカフェや花屋も閉まり始め、近所はシャッターがおりた日本の場末の
商店街の様である。ただシャッターが派手だが・・・・・・

我が家の前の通りはこの期間を利用して工事:車の速度を落とすためのバリヤーを
構築するため8月終わりまで交通止め、バス路線だがバスも迂回する。

ダゲール商店街もいきつけの魚屋がヴァカンス。

中華総菜屋までお休み。働きもんのアジア人種も朱に交われば……か?


8月5日〜26日までクローズ。
だいたいこの3週間休業が相場のようだ。


ダゲール街は閑散としている。

スーパーのレジのおねえさんもヒマそう。

たまに開いてる店は行列だ。

14区の警察署にもシャッターが!
ドロボーと談合してヴァカンスだと言われても驚かない。

夏の夕暮れのモンパルナスあたりの風景。がらんどうのパリもいいものです。(とら)