カフェの朝食

ダンフェル・ロシュロー広場に面し、ダゲール街にも近いカフェ・ランデヴはこの界隈の
カフェの中で一番のお気に入りだ。と言っても、足しげく通っている訳でもない。
お気に入りというのは言い過ぎかもしれない。思い入れというべきか。

昨年の冬、12月21日の夜パリに着き、その晩はオペラのホテル・ルグランに投宿。
翌朝地下鉄で初めてダンフェル駅から地上に上がった。

メトロの駅名がアール・ヌヴォ調なのは気に入った。



その時目の前にあったカフェでパリで最初の朝食を食べた。おいしかった。
それがカフェ・ランデヴだったのだ。

なあんだ、犬だか猫の子が初めて目を開けた時に見た顔を親だと思う、という話と
同じか、と言われればウィと答えるしかないかも。
ともかく初めて入った時は寒く、室内の赤外線のストーヴがうれしかった。
それから、はや8か月!あと4か月しかない。

ちなみにすぐそばのカフェ2軒とその隣のいつも行くパン屋さん。

ともかく、そうした思い出のあるカフェではあるが、以来一度もそこで朝食を摂って
いなかったがふと思い立って行ってみた。

プラス1.5ユーロでオレンジジュースはフレッシュ絞りたてを頼める。

クロワッサンかチョコクロを選ぶ。

いのは 目玉焼き。レタスに隠れてもう一つの卵が。都合卵は三つだ。
余談だが英国風だと卵は一つが相場。しかしベイクト・トマト、マッシュルームや煮豆が付き、ベーコンやハムはもっと厚切りだ。

とらは オムレツ。これも卵三つなのだろうか。

あの時は寒かったせいか、温かい食事がありがたかった。
あの時のクロワッサンはもう少し、噛むとジュワっときて、とも角もっと美味しかった、
ような気がする。
仕入れ先が変わったのか。それとも思い出とは純化していくものなのか。(いの)
Breakfast @12.3
Orange Pressee @1.5

Cafe du Rendez-Vous
2 Av. du Generak Leclerc, 75014