なでしこジャパン

7月31日英国はカーディフへ、なでしこジャパンの応援に行った。
対戦相手は南アフリカ。日本は既に決勝トーナメント出場を決めており、応援する側と
してはお祭り気分。バンバン点を取るなでしこを期待し、澤や鮫島の走り廻るナマ姿が観れればいいや、という気楽なものだった。
スタジアム開場前はけっこう激しい雨が降り、近くのパブで雨宿りをしながらゲートが
開くのを待った。

騎馬警察や       対テロ警戒の兵士や     お巡りさんも
 


日本からの応援団も勝手に盛り上がっていた。



次第に観客が入り始めるが、埋まりそうもない。

我々の席は選手入場通路のすぐ脇という絶好のポジション。

日本チームの練習はフォーメションのチェックを始める。

レフリー達も準備体操開始。

試合開始。レギュラーを7人も休養に回し、若手の活躍に期待。

出ずっぱりの南アの監督と較べ佐々木監督はあまり選手を督励していなかった。
 
前半終了。動きの良いのは最初だけだった。連携も今一だったし。

後半、川澄やキャプテンの宮間に換えて坂口を投入したりして、


アリバイ作りをしていたが、監督の魂胆が見え見えの0:0の凡戦だった。ひどいのは
アディショナルタイムの5分。ボールを自陣で回すだけの明らかなドロー狙い。

何もしらない日系ハーフの子らは太鼓の応援に合わせ「ニッポン」を
かん高いボーイソプラノで絶叫していた。

監督はインタビューでなんと申し開きしたのだろうか。

まさに消化試合そのもので、わざわざパリから応援に来たのに不満がたまり我々が
消化不良だった。
この試合の直後、スエーデン・カナダ戦は2−2だったとの表示が電光掲示板に出た。彼らはガチンコだったのだ。
固いことを言えば、この試合はオリンピックの敢闘精神には反するものだと思う。
これではバドミントン女子で出場停止となった中国と同罪だ。

とも角もこれで8月3日、準々決勝出場決定。
その試合もカーディフということなので、今度こそ本気の
なでしこを見ようじゃないかと、翌日さっそくスタジアムに
行ってチケットを購入した。


今度はロンドンから日帰りだ。(いの)