生カキ その一

冬のパリといえば生ガキ。到着した日にオペラ座向かいのカフェドラペでまずカキとオニオングラタンスープをとったのだが、疲れていたせいかパリ到着を確認しただけで、さしたる感激なし。美容院に行った帰り最寄駅のVAViNの角のLe Domeで、お昼でしたが生ガキを食べることにしました。前菜としてスペッシャルNo2を6個(半ダース)そのあとメインにそれぞれホタテガイのリゾットと舌平目のムニエルを頼んだところすべて大変おいしく満足でした。特にカキ、この冬の間にできるだけ食べようと決意しました。

マレンヌ産クレール種スペシャル(=時間をかけて養殖したもの)

ホタテ貝のリゾット、黒トリュフ乗せ

英語では;ドーバーソール(=ドーバー海峡産ソール)

フードジャーナリストのAさんに聞くと「カキは自分で開けるもの」とのこと。さっそく日曜日のマルシェで1ダース購入し(10ユーロ=レストランの1/4ぐらい)
彼女の旦那様に教えてもらい、一緒にまず3個を開け、すぐ食べたところまあまあ! 夜はパリ在住の画家の友人を夕食に呼んでいたので、前菜にと教え通りにやるのですが、ナイフを入れるポイントがなかなかわからず、カキをぼろぼろにしてしまったり、全く歯が立たなかったり…… 残りの9個のうち開けられたのは1個! レストランで食べるか、お皿を持って行ってその場で開けてもらう方が無難という結論になりました。この項3月まで続く(とら)