カーニバル最終日 サンマルコ広場からジュデッカ島へ
カーニバル最終日の火曜日は快晴。
水上バス一日券を買って、仮面をかぶってサンマルコ広場に向かう。
観光客と、仮装して被写体になるひとでいっぱいである。
今夜の仮装パーティ衣装の仕上げにかつらか帽子を、と露店で探す。ドンキでチョンマゲかつらを買ってくればよかったと反省しきり。結局10ユーロでナポレオン帽を購入した。
「いの」は襦袢にナポレオン帽というかなり異様な恰好となるが、旅の恥はかき捨て、知ったことじゃない。
疲れたのでベニス随一のホテル・ダニエレでお茶を、と入った。注文をとりに誰もこないのでロビーで休憩し、トイレへ。そこにはなんと、衣装を持ち込んで着替えている女性を発見。ただでダニエレを利用している私たちの上を行く人がいる!(とら)
サンマルコ広場は船の発着場が多い。何回か人に聞いてランチをとる予定のジュデッカ島行の乗り場を見つけた。
ジュデッカ島はサンマルコから見て南方サンジョルジーノ島の右に位置する島だ。
島3番目の波止場パランカ Palanca 下船。海岸沿い50Mほどにあり、島民憩いの小さな食堂という風情の店だ。
12時開店なのに11時半に到着。寒いので店内に潜り込む。カンパリを白ワインで割った食前酒を与えられ、じっと昼になるのを待つ。
Antipasto Misto di Pesce
(魚介の前菜盛り合わせ)
14ユーロ
タイのカルパッチオ、アンチョビ、クモカニのサラダ
Sarde in saor
(イワシの南蛮漬け)
12ユーロ
Risotto del Giorno a Base di Pesce
(本日の魚のリゾット)
10ユーロ
これが唸るほど旨かった!タイと思われるだし汁が効いており、ゆっくり噛んでいくと滋味が湧き出てくる。
ドルチェ2種。どちらもこってり甘かった。エスプレッソ付き。
13ユーロ
寒かったので軽いハウス赤ワインにした。
ボトルがドンと置かれ、飲んだ分だけ計量される。
結局一本飲んでしまった。
16ユーロ
カード不可。手持ちの現金総動員となった。 合計74ユーロ