ルイヴィトンとタイ料理

中世から現代までの装飾美術やデザイン展示で有名な装飾芸術美術館で、
ルイ・ヴィトンの特別展開催中と誘われ出かけた。

チュイルリー公園が始まる、ルーブル宮の北西の端の棟が装飾芸術美術館の
エントランス。

 ← 左のひげ親父が創業者ルイ・ヴィトン
大書されているマーク・ジェイコブスは看板デザイナー。
あたかも彼が会社代表者みたいな扱いだ。

1854年創業。パリ万博(1867年)で注目を集め、ロシアのニコライ皇太子や
スペイン国王らの王族から注文が入り高級旅行用トランクがブランド化していく。

そして旅行用カバンに入れる様々なアイテムに手を広げて行った。
↓ トランクに入る折り畳み簡易ベッド。
    金持ちが野宿する訳ない。ピクニック時の昼寝用か?

ハンドバッグ、靴、洋服からプレタポルテへの展開は論理的発展の帰結なのだろう。
標語的に言えば、脱トランク、拡かばん、ということか。

さあ見ごたえのある婦人服の展示を撮ろうとした矢先、警備員に
ストップをかけられた。
中国のファッション関係者の盗撮とでも思われたのか。残念。

ゆっくり1時間ほど観て外へ出ると、ちょうど昼時。
近くのパレロワイヤルのはずれにある田舎風タイ料理を売りにする店 バーン・ボラン に行った。
前菜の春巻きとスープ

メインは牛肉のソテーと鶏カレー

食後はパレロワイヤルの庭を散歩。バラが盛りだった。(いの)

Musee des Arts Decoratifs
Palais du Louvre
107 rue de Rivoli 75001

Baan Boran
43 rue Montpensier 75001
電話 01-40-15-90-45