知らないカフェでの経験則

日差しのある日曜日のお昼の散歩の果て、モンパルナスの丘を上がった所にある
カフェに入った。
理由は、看板にタパスと書かれていたのにとらが反応、飛びついたからだ。

出てきたのはこれ。スペイン料理のタパスとは程遠い。ちょこちょこっと盛り付けただけのフランス版タパスということか。とらがっかり、揚げ物にはほとんど手が出ない。

そんなことだろうと予想していた「いの」は、定番のペッパーステーキ。

知らないカフェでランチを取る時はなるべく定番料理にしている。
むかし日本で田舎の、例えば駅前食堂に入ると、間違っても丼物は取らなかった。
味の変動範囲が大きく、ハズレの場合は料理とは思えないモノが出てくるからだ。
そんな時はカレーライスを頼んでいた。味的にそんなに外れたモノは出ないと言うか、予想の範囲内=ともかく食べられるからだ。
知らないカフェではステーキ、知らない駅前食堂ではカレーライスが無難です!

モンパルナスのはずれの日曜は人通りも少なく、コーヒーはのんびり飲めた。(いの)