ねずみ山公園 アラビアンナイト祭り

ちょっと古い話だが6月30日の朝、いつものようにねずみ山公園に散歩に行くと、
その日に限って公園の扉が半開きだった。
入ろうとすると係員が飛んで来て、すみません今日はクローズなの、と言っているように聞こえた。言葉は正確には理解できないが、身振りで大体のことは分かる。
柵に幕が張ってあることにその時気初めて気付いた。この位の文字は読める。
「千と一夜」それとラクダの絵。
アラビアンナイトの催しが14時からと知り、その日の午後早速見物に行った。

公園正面の芝生に大勢の人と大音響の中東音楽が聞こえる。近づくと、

レバノンかエジプトあたりのアラブ人が歌っている。なかなかいい声だ。

ラクダもいた。2頭いて、子供たちを乗せてその辺をゆっくり回遊していた。

どうやら中東系の移民たちが14区との共同主催して、市民との交流を深めようという趣旨のお祭りのようだった。
焼きそば、たこ焼きの出店はないが、香辛料を売るテントがつつましく張ってあった。

ついでにゆっくりと公園を一周した。
菩提樹と思われる白い花が満開、そばには紫陽花という組み合わせ。




名前を知らない紫の花が2種池のそばに今を盛りに咲いていた。







↓ この前見た、モミジのような紅葉の葉はこんな形でした。
 
日本では考えられないような地味なイベントだったが、
かえってアットホーム的なのどかさを感じられ、
ゆっくりした週末気分を味わえた。(いの)