サレヤ広場の朝市

ニースに一泊した理由のひとつは、ここの朝市で南仏名産、オリーブオイルとハーブ類を買うことだった。とらはマルシェが大好き。朝から気合が入っていた。

朝10時、ホテル・メルキュールから旧市街のサレヤ広場にあるマルシェへ向かう。
途中にあるマセナ広場はニースの中心部。
広場にはポールがちらほら立っている。
その天辺に膝を抱えて寂しそうなヒトがちんまり座っている。
何を象徴しているのだろう?

噴水には裸のアポロンがそびえ立つ。 

朝市は常設のようだ。旧市街の狭い通りにマルシェへの標識がいくつもあり、
迷いようがなかった。
今はキノコが旬、いろいろ並んでいる。

パリにも色とりどり、大中小と様々なトマトがあるが、この市場のトマトは採りたての
強い生命力を感じる。切り口を見せて売っているので購買欲をそそる。
これから飛行機に乗るのに思わず今夜の夕食分3個を買ってしまった。

真っ赤な柿があった。
カキは普通名詞となっているようだ。

さてオリーブも今が旬。
多種多様なオリーブが並ぶ。


市場に近いお目当ての店でオリーブを味見する。
日本人ならコレ、と店のお姐さんが勧めるオリーブは塩気もオイルも薄味で気に入り
3種類買い込む。ここでオリーブオイルやハーブ類も一気に購入しとらは大満足。
 

ところで朝市で見つけたオリーブ関連の陶器。
左にあるのは、オリーブ油とワインヴィネガー入れをおしゃれに合体させた入れ物。
では右にあるのは?
 
お皿にオリーブの実を盛り、小さな壺は楊枝立て、楊枝に刺してオリーブを食し、
大きい壺にタネを捨てるという優れもの。
気が利いているので早速買いました。たったの5ユーロ!(いの)