ブローニュの森

落葉樹の木々はやっと芽が顔を出し始めたところなので、ブローニュは鬱蒼とした森というよりは林という印象だ。
思ったより大木が少ないのもその印象を強める。
この広大な雑木林の中に散歩道と自動車道路が錯綜し、小川が流れ、競馬場がある。今回はポルトマイユからロンシャン競馬場まで歩こうとした。



昔1980年頃、私のロンドンの顧客がこの森で他殺体で発見されたことを思い出した。
夜中にベントレーでゆっくり走っていたのが目撃された最後の姿だった。
今でも夜は別世界になるので近ずくな、と言われている。

ここには二つの池があり、
これは大きいほうの池
Lac Inferieur。

遠くにエッフェル塔が望見さる。



春まであと少し、という感じだ。




歩き始めたのは11時半前だった。
12時半を過ぎても目的地へは2/3位しか来ていない。さすがに広い。
腹が減ってきたので、途中で簡単に断念、転進を決めた。森を横切って街へ戻る。

最初に見えたカフェにたどり着いたのは1時近くだった。
日替わり定食、ビーフのブロシェットと生ビールに満足。
           (いの)