復活祭の小旅行 準備/スタート編

2月の謝肉祭(カーニバル)にベニスに行ってから早くも四旬節が過ぎ復活祭となった。
復活祭(イースター)は移動祭日で春分の日の後の最初の満月の次の日曜日である。
ここを基準に46日前がカーニバルでその翌日から断食が始まるということだ。
私たちはキリスト教徒ではないので、この間たらふく飲み食いしていたが、キリスト教徒でなくてもシャルトル大寺院で行われる復活祭のミサが素晴らしいと聞き、ここを
中心に旅行の予定をたてた。
4月7日の復活祭前日にシャルトルに泊まり、その前の2日間、ロワールの二つ星レストランのあるホテルを予約した。
ここを拠点にバルザックゆかりの地、ロワールの古城、ロワールワインのワイナリー、
白アスパラのファームなどを訪れようとの計画である。

前回レンタカーでナビなしのドライブは大変キビシイと認識していたので、今回は何はなくても取り付け簡単ナビ
`ТOMТOM'を購入した。



道路案内がフランス国内だけだと100ユーロ、ヨーロッパ11か国のバージョンだと
110ユーロというので、迷わず110ユーロのものを購入、英語の説明書はついているねと確認したにもかかわらず、取扱い説明書はフランス語、スペイン語、イタリア語、
ポルトガル語のみで英語がない。大慌てでフランス語のできる後輩を夕食に招待し、訳してもらった。このТOMТOMが実にいい仕事をした。ただし、取り付けは簡単だが、盗まれやすいともいえるので、車から離れる時は必ず外して持って歩かねばならないのが面倒ではある


フロントガラスに取り付けられた
TOMTOM。

下に見えるのはこの車についているGPS。





使用料は1日につき10ユーロ。今回のドライブは4日間なのでTOMTOMは投資金額から40ユーロ分は回収したことになる。

パリを脱出するのに時間がかかる、自宅前の駐車が難しいという2点を考えて、モンパルナスでレンタカーした。自宅前のバス一本で駐車場まで10分、高速環状線も近い。
高速間の乗り継ぎがけっこう大変であることがわかった。予測はしていてパリの高速の地図をコピーしてきたのだが、地図では全く役にたたない。
しかし強い味方ТOMТOMのおかげで目指すツール方向A10に乗ることができた。(とら)