1334167964**[観光]アゼ・ル・リドー城

谷間の百合」には、主人公が滞在した館はモンバゾンとアゼ・ル・リドーのあいだに
ある、と書いてあった。
ならばアゼ・ル・リドー城に寄ることはマストである。ランチの後に向かった。
ナビでのドライブは快調だったが、あと少しの地点で道路工事のため道は封鎖され
通行不可。日本だったら必ず迂回路の図があるのに、こちらではただ通行不能との
看板があるのみ。しかたなしに引き返すとナビはUターンしろと指示するのみで数キロ走っても再ルートしない。あきらめてシュノンソーに目的地を設定し直し、そちらに向けて走り出すと、途中で AZAY LE RIDEAU の標識を見つけた。
後はナビに頼らず、なんとか城に到達できた。

かっての城塞から1510年にルネッサンス風へ再建された城は、時を経て谷間の百合の時代(ルイ18世の治世)にはド・ビヤンクール侯爵の手に渡り、城の周囲はイギリス式庭園に整備された。
アンドル川の中州にあるこの城はフランス王の居館と比べるとこじんまりしているが、バランスのとれた建築である。

お堀の水面に映る姿が美しいことでも有名。城の周囲を時計回りで廻ってみる。


この日は少し風があったため、
水面に映る城の姿は今ひとつで
あったが、
しっとりとした
お城でした。
(いの)

入場料 
8.5ユーロ/人






Chateau d'Azay-le-Rideau