1334859676**[観光]シャルトルの復活祭

シャルトル大聖堂での復活祭のミサ、パイプオルガンの演奏と聖歌隊の歌が素晴らしかったと、と書かれた本を2冊読み是非このチャンスに体験したいと、ロワールからの帰途、最終日はシャルトル泊にした。
夕方6時から復活祭前夜のミサがあると聞いていたので、ガンバって5時前にホテルに到着した。
天候は薄曇り、やや肌寒く小雨混じりのなか大聖堂へ向かう。
聖堂の扉に予定が貼ってあったが、6時からのミサはない。ガセネタだったようである。

その晩は大人しくホテルで簡単な夕食。
たっぷり睡眠を取り、翌朝9時15分のミサへ。
シャルトルはバラ窓をはじめとしてステンドグラスの藍色が圧巻だ。





ミサ開始15分前、人々が集まり始める。




ラテン語の聖歌の紙が配られる。グレゴリオ聖歌だろうか。パイプオルガンの音響は
確かに荘厳である。
復活祭の朝のミサなので信者で満杯になるかと思っていたが座席は半分ほどしか
埋まっていなかった。
観光客の姿もほとんどない。
また専属の聖歌隊ではなく、老若男女、町の人たちが歌っているので、よく言えば
素朴であるが音楽としては...、
昔ケルンの大聖堂でのミサのほうが感慨が深かったような気がした。
雰囲気はいかにもなのだが、今一つ心に響いてくるものがない。

ミサは10時半まで続いた。
広場のカフェに向かう途中、洋装店のウィンドウにサルコジ夫妻をはじめフランスの
有名人達が集合していた。(とら)

Cathedrale Notre-Dame de Chartres