カタコンブの後の昼食:日本語メニュのあるカフェ
カタコンブの後、何が食べられるか?
骨付き肉をガシガシ?
野菜かなということで午後ギャラリーラファイエットで買い物をしたいというF女史の希望を考慮し、グラン・ブルバールに近いバスク料理店へ向かった。
しかし土曜日の昼はお休み、BNPパリバ銀行本店のそばのビジネス街だからだろうか。
仕方ないのでギャラリーラファイエットの方角へ裏道をぶらぶら歩きはじめる。1時になるとどこも混むのでその前に適当なカフェに入ろうと探していると、
日本語メニュあります、という店があった。店の前で4人でワイワイやっていると、店のひとが出てきて日本語メニュあるよ、的な感じで呼びこまれる。
しかし、これを日本語というのであろうか?「生コール」はなんとなく想像がつくが、
「紐コール」とは?
「猟たいお異み物」猟奇的で異質な物? すごくあやしい。
生コールを注文し、食事メニューの解読にとりかかる。
大笑いである。「オーォザル」? えっ、前菜のざるそば?
ミックスオムレツの下にある「ボウェサライ」とは?
「コュィサェ」?想像もつかない。「ケスタ」? ナンダ?
いろいろな日本語メニュを見てきたが、ここまですごいのは初めてだ。
以下我々の注文したもの。
きのこオムレツ ボウェサライとサラダ
食事サラダ ニソワーズ
ハンバーガー ひき肉ステーキ目玉焼き添え
食事サラダ ノルディック
メニューのすごさに較べて、出てきたものは典型的なカフェ・メシだった。
あたりまえか……
食後は予定通りギャラリーラファイエットへ向かうS+F夫妻と別れ、我々はオペラ座界隈の日本食材店へS氏ご所望の
インスタントラーメン購入に向かった。
(とら)