自宅のご馳走:シャトーブリアンステーキ

白アスパラガスの季節である。ステーキの付け合せとしていやになるほど白アスパラを食べたいと「いの」が言いだした。
ちょうどいただきもののサンテミリオンの良いワインがあったので、それではと三ツ星
シェフも買いに来るというダゲール街はずれの肉屋に行った。
この店はいつも大行列だが、11時前に行ったので5人ぐらいしか並んでなく、比較的列は短かった。店内には5〜6人の店員がいて、順番に客の注文に応えている。
番が来たので、どうせならと最高級の肉シャトーブリヤンを頼んだ。店頭には陳列されていない。奥の冷蔵室に取りに行った担当が肉の塊を見せてくれる。キロ当たり68
ユーロと普通のヒレ肉の倍の値段である。
どーんと500グラム買った。

ワインはちゃんとデカンティングしておいた。

前菜のテリーヌもこの肉屋で一切れ切ってもらった。


付け合せの白アスパラとクレッソンは各自取り放題


焼き上がりました。

ナイフを入れると美しいピンク色、ミディアム・レアにうまく焼けた。

ご馳走だが、調理はカンタン。テリーヌはそのまま、肉は焼くだけである。
費用は高め(一人前17ユーロ)だが、外食でステーキを食べるより質は圧倒的に良いし、ワイン分は節約できる。
日本でのシャトーブリアン・ステーキのバカ高さを思えば驚くほど安いといえよう。
(とら)