パリでハシゴ

軽くつまみながら飲める店に行こう、とふと思いつき、以前ランチに行った9区のバスク居酒屋を目指して家を出たが、ちょっと出遅れたのでもう満員かも知れない、とふと
ネガティブ思考が働き、最初の道を急に右に曲がりイタリア広場へと転進した。
つまむ程度の小皿料理というと、バスク料理のほかには同じスペインのタパスがある。イタリア広場から延びるアカシア並木のゴブラン通りにカフェ・タパスという看板が出ていたのをふと思い出したのだった。

7時過ぎだというのに通りは明るい。

まずサングリアを飲みながら
メニューを選ぶ。



温かい料理と冷たい料理を適当に4皿とガスパチョスープを注文した。
ガスパチョ
美味しく
写真を撮るのも
忘れあっという
間に消えたので
写真は4皿
だけです。


リオハの白ワインをグラスで注文したらフチまでなみなみと注いでくれた。
日本の升酒みたいにこぼす訳にはいかないがそのキップは気に入った。

5品とワイン どれも単価は3.9ユーロ
それにサングリア 50cl 10.9ユーロ
合計で38.2ユーロ。


Casa France Espagne
58 avenue des Gobelins 75013 Paris
01-43-36-06-16

で、普通はこれでオシマイなのだが実は〆のパエラを我慢して店を出たのには
訳がある。
スペイン広場を挟んで少し歩けば中華街。一杯入って元気がある。
もう一軒、と現役時代の乗りに戻りハシゴだ!

でも現役時代より食が細くなっている。最初の元気はすぐ失せ、結局二皿だけ
注文した。
エビ雲呑スープ         ほうれん草炒め    

しかしアルコールだけはしっかり注文。白とロゼをハーフづつ。

これで
21.2ユーロ。

Sinorama







店を出たのが9時10分過ぎ

通りはまだまだ明るい。



赤い顔して歩くのをはばかられるのが夏の夕べの酒です。(いの)