薔薇色のまちトゥールーズ

トゥールーズはフランス第五の都市、地中海と大西洋を結ぶ要所にあり、
ローマ時代から栄えた町である。
オレンジ色や赤色の暖色系のレンガの建物が並び
「薔薇色のまち」として知られている。

ホテルはスムーズに見つかった。

チェックインして荷物を預け町にでる。
8時を過ぎようやく陽も傾き始め、西日に照らされた建物が美しい。

フランスの大部分の都市では近場で切り出した石を建造物に使っていたが、
トゥールーズでは手ごろな石材がなく、よそから切石を運ぶ輸送コストは高くつく一方、レンガの材料となる泥は豊富であったため、ローマ時代から焼いたレンガが主要建材として使われていたという。





朝ホテルの周りを歩いてみる。夕陽に照らされた町もよかったが、朝陽も捨てがたい。

中世の香りが残る薔薇色の旧市街は小道と広場が重なり合いぶらぶら歩きは
楽しかった。観光ガイド本は持っていないし、名所旧跡も勉強してこなかったが、
そういった知識なしに町を歩くのも良いものだ。(とら)

Toulouse