6月18日 備忘録

・ 天気が不順だ。6月だというのに全く安定しない。
三日も四日も長袖やジャンパーをはおる日が続いたと思うと突然強い太陽が照りつけたりする。今朝は雷雨で目が醒めた。3時間ごとに目まぐるしく天気が変わる。晴れたり曇ったり雨が降ったり。雨はけっこう激しく降る。
先週の初めにとらの妹が20日間の予定でパリに着いてから、あたかも日本の梅雨を持ち込んだかのような天気が続いている。
今日のお昼の気温は18度、今日の最低は12度、最高は20度とのこと。
日の出は5:46、日没は21:57。23時になってやっと真っ暗になる。

・ 日曜を二度使ったフランスの国民議会選挙は社会党過半数を取った。
30年ぶりミッテラン以来のことで、これで上下両院とも社会党単独過半数となり、政治はとも角も安定する。オランドの元パートナーで彼の4人の子の母親であるセゴレーヌ・ロワイヤル女史は落選。彼女の選挙はフランスの注目の的だった。というのはアメリカいうところのファースト・ガールフレンドで現役ジャーナリストである現パートナー、
バレリー・トリベレールがセゴレーヌの対立候補ファロルニ氏(左派系無所属)を応援すると選挙中に表明したことで一挙に話題となった。新旧おんなの戦いという訳だ。
オランドは社会党候補を応援する、という立場があるためセゴレーヌ支持。世間は若いオンナの支持に回ったということか。

・ 注目のギリシャの再選挙も昨日行われた。
僅差で財政規律派が勝った。これによりギリシャはユーロ圏残留となり、とりあえず安定化に向かえばありがたいが、果たしてどうだろうか?スペインへの巨額の貸し出しも一助だ。日本のバブル崩壊後の失策、戦力の逐次投入、はアメリカもEUもしっかり
学習している。今日のBBCのトップはRelief for eurozone だった。今朝99円98銭だったユーロは今日昼過ぎ99円30銭台とやや円高推移している。

・ 日本では注目度が低いが昨夜のTVのトップニュースはエジプト大統領選挙の行方だった。
結局ムスリムのモルシ氏(60)が当選。ジャスミン革命から始まったアラブの春とかでムバラク大統領が退陣してからの混乱はこれで収まるのか?初の非軍人大統領かと騒がれている。新聞は、to hand over power とか uncertain future とか、軍は本当に政権を手放すのか?この国のイスラム色が強くなる、シリアのサダト大統領倒壊は
時間の問題、となるとイスラエルとイランの緊張はますます高まり、来年あたり何かが起こりそうだ。

・ ところで日本の消費税論議はどうなるか?
英国紙が野田首相自民党出身首相3〜4人合わせたよりよくやっている、と絶賛。
小沢旧体制派の旗色は悪くなったのだろうか?

・ そういえば全仏オープンナダルシャラポワが勝った。
TV観戦だけでロランギャロへ行くという選択肢はハナから考えなかった。
後で聞くと結構入れたとのことでかなり後悔している。
ロンドンオリンピックなでしこジャパン戦のキップが手に入るかどうか、の最終段階に来ている。(いの)