マルモッタン美術館のあと、地下鉄デュプレックス駅近くのカフェでとらと落ち合い ランチ。 ニンニクの効いたマテ貝のソテー。 鱈の入ったオムレツ。 カモのグリル 今が旬、脂身が厚い。 ミイのデザートはシャルロット。 前菜は取らず一品のみだったが、それ…
従妹のミイが再訪、前回行けなかったマルモッタン美術館が一番行きたい所、という ので彼女のパリ到着二日目の朝一番、10時オープンに合わせて出かけた。この美術館は撮影禁止とあって、いのも今までここを訪れたことはなかった。 パリのはずれで不便、と…
春にシャベレ見本市会場であった産直ワイン見本市、秋はポルト・ヴェルサイユ展示場で開催予定、と日時を手帳にしっかり書き込んで楽しみにしていた。 春の時はひとり6ユーロの入場券を結局3日分買ったが、今回は前回購入したワイナリーから招待券が送られ…
まず7区セーヴル・バビロンのボン・マルシェ・デパートからほど近い、1830年に聖母マリアが出現したというカトリックの聖地、奇跡のメダイユ(メダル)教会へ。 礼拝堂入口、左右の楕円がメダルの裏表を表わしている。 聖母マリアを祀る教会が完成した…
ウィーンは約700ヘクタールのブドウ栽培面積を持つ、世界唯一の大都市圏のワイン生産地。そしてホイリゲとはワインの新酒を飲ませてくれるブドウ農家直営の居酒屋のことだ。 調べてみるとウィーンの森一帯にたくさん点在している。その中で比較的交通の便…
今回のオペラは前回の「シチリアの晩鐘」と較べてポピュラーな演目、1日目がパリでも見た「トスカ」、2日目が「椿姫」である。開始時間7時は9月にはまだ明るかったが、今は真っ暗。 オペラ座の階段を上がる人たちも冬支度。 入口のクロークでコートを預…
向こうにウィーン市庁舎の尖塔とクリスマス市のきらびやかな光が見えて来た。 市庁舎前広場での今年のクリスマス市オープン初日に出くわした。 この店はまだ飾りつけが終わっていないようだ。 ウィーン子が大勢繰り出している雑踏に入り込む。 寒いのでグリ…
ホテルから歩いて5分ほどのところにウィーンの青空市ナッシュ・マルクトがある。 常設市場なので、野菜・肉・チーズ・魚などを売る店だけではなくテイクアウトやカフェ、レストランもあり、コンパクトになったダゲール街のような印象だ。街の有名カフェでな…
ウィーン市内には大きな公園が二つあり、どちらもホテルから近く徒歩10分位だ。まず市立公園に向かった。黄葉は終盤だった。 小さな池の畔で水鳥にパンくずを 与える家族。 「ワルツ王」ヨハン・シュトラウス二世像(1825−1899年)。 ウィンナ・ワ…
9月の時はウィーン楽友会館でポリーニのピアノ演奏を聞いたが、舞台がほとんど見えない席だった。 舞台全体が見える席で楽友会館を本拠地にしているウィーン・フィルハーモニーの演奏を聴きたい、と前回ウィーン滞在中に11月公演の予約に挑戦した。ウィー…
9月にウィーンに行ってから、すっかりウィーン好きになってしまった我等、パリ滞在中にもう一度、と前回行き残したところを中心に旅行計画をたてた。 温泉大好きなふたりにとってウィーン郊外の温泉保養地バーデンは外せないポイント、スパのあるホテルの中…
このインド料理屋は行きつけのお店の中では一番近くて安い。 我が家から歩いてたったの3分、何もやる気がしない時には便利な店だ。 パリの料理は一般的に我々には辛さが足りないがこの店は「スパイシィ、シルヴプレ」(辛くしてね)というとかなり辛くして…
日が短くなってきた。5時過ぎにはもう暗くなっている。11月も半ば過ぎ、寒さが増すと生ガキが美味しくなってくる。 オペラのカフェ・ド・ラペやヴァヴァン交差点のドームなどカフェで生ガキを出すところは多いが、エール・フランスの機内誌で読んだリヨン…
秋最終章のねずみ山公園を右回りで一周すると約1.5km歩いたことになる。公園入口のバス停。 入ってすぐ左手の大木。 入口正面の天使像を振り返り、仰ぎ見る。 通りを隔てた建物のツタも紅葉。 落ち葉が山積。 黄色からくすんだ赤に変わる低木は何の木だ…
ケルン駅コインロッカー事件で大聖堂観光は気分としてはゆっくりできなかったが、 カバン捜索中は実際には待っているだけでヒマなので、無駄に気を揉んでいる とらの眼を盗んでそれなりに撮影した。駅前広場。 大聖堂は駅を出た広場のすぐ前、時が黒々と堆積…
デュッセルドルフ→パリの直通列車は一日朝晩の2本しかなく、ケルン発パリ行列車の方が本数も多く便利である。どうせケルンに行くのだから有名な大聖堂に寄ろうと、ホテルをチェックアウトし荷物を持って、電車に乗った。適当に飛び乗った電車は各駅停車だっ…
ドイツはビールの国だが、アサヒやキリンといったナショナルブランドはなく、地域や 都市ごとの、いわゆる地ビールが一般的だ。 デュッセルドルフではアルト(古い)ビールという、イギリスのエールと同じ上面発酵 ビールがご当地ビールだ。なお同じ製法でケ…
「ドイツではスキヤキが食べられない。生卵を食べて死んだ人がいる。 卵と一緒のスキヤキを食べたいなあ」といういのの言葉で、手荷物で日本から生卵と下仁田ネギを運んだことがある。なつかしい思い出だ。いのの駐在中、休暇で来てはせっせと料理を作ってい…
デュッセルドルフ駐在中のいのを訪ねて日本から何回この地に来ただろう。 10年暮らしたいのとは比較にならないが、とらにもデュッセルはなつかしい町、なかでも好きだったのがこの中華料理屋だった。まだ健在だった母が遊びに来た時、この店へ連れて行った…
通算10年住んでいたデュッセルドルフをパリにいる間に再訪したいと思っていたが、 ぎりぎりになって実現できた。 今年の誕生月からドイツの年金をもらえるらしいが、年金受給資格を得るほどの年月を過ごしたとは、思えば長いこと住んでいたものだ。 駐在し…
ブールデル、ロダン、ザッキンといった彫刻家美術館を廻ってきたので、マイヨールにも行かねば、と思ってはいたが、カナレットの企画展がマイヨール美術館で行われていると知り、やっと訪れる機会を得た。マイヨール美術館は、サンジェルマン大通りとボン・…
11月最初の日曜日、枯葉舞うねずみ山公園を散歩していると、 シテ・ユニヴァ−シティ(大学都市)に面した大通りがざわついている。 バスに人だかりが。 RER(近郊電車)駅にも人が溢れ行列ができている。パリ方面が不通のようだ。 この駅と我らのダンフ…
ニースは1860年フランスに併合されるまでサルディニア王国(イタリア)に属していたので当然おいしいイタリアンがあるだろう、とネットで検索してみると、朝市のそばに 地元でも評判の高い店があった。ホテルに戻る途中、さっそくチェック、メニュを見る…
ニースに一泊した理由のひとつは、ここの朝市で南仏名産、オリーブオイルとハーブ類を買うことだった。とらはマルシェが大好き。朝から気合が入っていた。朝10時、ホテル・メルキュールから旧市街のサレヤ広場にあるマルシェへ向かう。 途中にあるマセナ広…
シャガール美術館からバスで町へ戻り、海岸沿いのプロムナード・デ・ザングレ (イギリス人の散歩道)へ向かった。 海辺の歩道に大きなテントが張られ、散歩する人の流れの邪魔になっている。 11月4日に行われるニース〜カンヌ・ マラソンの申し込み受付…
予約したホテル、メルキュールに荷物を預けるべく立ち寄るとまだ14時前なのに チェックインできた。身軽になり、空港にレンタカーを戻し、直行バスでニース駅に戻る。地図で調べると1km弱の所にシャガール美術館があるので徒歩で向かった。1887年東…
旅行に行くとつとめてローカルワインを飲むことにしており、気に入るとそのワイン醸造所へ車を走らせ試飲するのが恒例化してきた。 今回も昨晩飲んだ赤ワインがボンということで、ホテルから事前にワイナリーへ電話 しておいてもらい、丘陵沿いの山道を20…
大満足のシーフード・ランチを終え、ヴァンスのホテル、シャトー・サン・マルタンへ。 雨は止まない。ヴァンスには晩年のマティスの傑作と言われるロザリオ礼拝堂があるが、ここも雨風のため割愛。 坂道を上がっていくと左手に閉ざされた、ホテルへの鉄の門…
カンヌ泊の翌朝は朝から雨、風も強い。ソファ屋とのアポは9時。ホテルから近いので傘をさして歩いて行く。 デザインを決め、布を選び、価格の交渉をパリにいるアイ嬢の携帯に電話して 助けてもらい、2時間かけて無事ソファの注文完了。 ソファ屋のショーウ…
ニ―ス空港からレンタカーして一路アンティーブへ行き、海沿いのカフェでランチ。 その後お目当てのピカソ美術館に向かった。 向こうにフランス国旗が翻っている建物が美術館。 途中の海べりの道にピカソの絵の案内板が。 「アンティーブでの夜釣」 ニューヨ…